子育てのコツは公園で見つけた

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アイコ十六歳の作者、堀田あけみさんの育児の記録的な本です。

現在1歳7ヶ月の男の子を抱えているわたしにとって、非常に共感するところの多い本でした。

幼稚園に行くまでのおよそ3年間、どのように過ごすかは親の裁量ひとつ。

ときどき、毎日遊ぶおともだちが決まっている保育園をうらやましく思うことがありますが、

同じ思いを抱いている仲間が集まれば同じ環境を用意してやれるということを感じさせられます。

 

公園というと公園デビューだなんだと騒ぎ立てられていますが、たいていの場合、もっと普通の自然なおつきあいなのではという筆者の感想、まったく同感です。

会社に入って、一緒に仕事をするうちに同僚と仲良くなるのとまったく同じ、母親業という仕事をする職場が公園なり子どもの遊び場なりであって、他のママとは同僚。一緒に仕事(育児)をするうちに自然と仲良くなる。それだけでそれ以上でもそれ以下でもないんですけどね。職場に恵まれるか恵まれないかの違いはあるとは思いますが・・・

 

幼稚園に入ってしまえば親子の蜜月は終わり、との言葉は胸に響きました。

新しい刺激に我が子がどんな顔をするのか、どんな反応をみせるのか、直接知ることはできないということ、わかっているつもりでしたが、この本を通して読むと、その日はすぐそこにせまっているような気さえします。

育児に終わりはありませんが、こんなに濃密な時間を過ごせるのはほんのひととき。

笑顔で子離れできるよう、悔いのない時間を過ごしたいと強く思います。