キルフェボン

代官山にあるタルトのおいしいカフェです。

たいていの用事を吉祥寺で済ませてしまうわたしは

とても恥ずかしいのですが代官山に行ったことがなかったりします。

仕事で行く用事がないおしゃれな駅にはたいてい行ったことがないのですが

これではイカン!と思いたち、知り合いに代官山のおいしいカフェに行きたいとお願いしたところ

ここに連れてきてくれました。

まず入ってすぐ目に入ったのが佐藤錦のタルト。わーこれにしようかな!と思ったら値段が1800円くらいで

(すごく動揺したので正確な値段は忘れましたがこれくらい)

え、ホールの値段・・にしては安いか・・・ていうかピースの値段だやっぱぎょえ

と頭の中で1秒くらい考えつつ隣のマンゴータルトを見るとこれまた1800円。

これが代官山プライスなのね・・・とあきらめかけましたが、それ以外は500円から600円くらい。

この二つが特別だったのかーとほっと一息ついていたら、知り合いが一言。

「わたし二つ食べよっと。マンゴーのタルトとチョコミントのタルトとハーブティー。」

心の中でわたし叫びました。

なんか生活レベル違う人だったのねー

ていうか食べ放題の小さいケーキというわけじゃないのに結構食べるのねー。

やせの大食いという言葉のとても似合う彼女はにこにこ食べ始めました。が。

伝票を見た彼女が突如パニック。

「!?1800円って何の値段!?」

なんのって、そのマンゴータルト・・・・

「タルトが1800円もするなんて思わないじゃない!?」

いやあの・・・選ぶときに値段みなかった・・・?

「頼むときにとめてよー」

おのぼりさんと思われたら恥ずかしいと思ったわけで・・・

まさかうっかり注文だったとは。しかも、最初はマンゴーと佐藤錦で頼むつもりだったとか。

頼んでたら今頃気絶してたのでは。

でもこのプライスが当たり前の人だったら今後のおつきあいがむつかしかったです。

ある意味ほっとしたりしました。

1800円のタルト、きっと二度と頼むことはなかろうということで一口いただきましたがとてもおいしゅうございました。

わたしの頼んだとても普通のベリーのタルトも生地がさくさくでとてもとてもおいしかったのですが

それは彼女には内緒です。