勝駒

富山は、なんといっても食べ物がおいしい。各県でそれぞれにお国自慢の種はつきないでしょうが、富山はやっぱり食べ物。お店で食べるものに限らず、スーパーで買ってきたものを食べるのでもやっぱりおいしい。それってなんだろう、と考えるとやっぱり水。水がおいしいのです。富山市の水はモンドセレクションで金賞を受賞したほどの味だそうで、東京の中ではまずまず水道水がおいしかった武蔵野市と比べても、格段においしい。

料理のうちのかなりの割合をしめる水がおいしいのだから料理もおいしくなるわけです。

となれば、当然、日本酒もおいしいわけで。こちらに引っ越してくる前から大好きだった満寿泉。(ちなみにますいずみ、と読みます)富山の人に満寿泉が好きです、と話したら、「満寿泉もいいけど、やっぱり富山の酒といったら勝駒でしょ。」と言われます。なかなか手に入りにくいよとの情報をもらって、アピアにあるリカーショップよしだへGO。いきなり勝駒の大吟醸をみつけます。おお!と思いつつも大吟醸はちょっと普段飲みには贅沢かな・・・と思い、いきなり見つかったことだし、あわてて買うこともない、との判断で見送ってしまいます。後に大後悔・・・

その後、月初が狙い目といわれて毎月足繁く通うも、まったく出会えず・・・次に出会えたのは1年後でした・・・そのときは持ち合わせが少なく、他の食料品を買えなくなる状態でも迷わず購入!家にお金とりに行ってる間になくなるかも!って勢いです。ちなみに、本仕込や純米吟醸などは、数ヶ月に1度くらい出会えますが、(必死で毎日通えばもっと出会えると思いますが、ついでのときしかのぞけないので・・・)大吟醸は再び出会えない記録更新中です。

一番オススメなのはやっぱり大吟醸。次に、となると意外なようですが本仕込。純米吟醸はわたし的には今ひとつ。本仕込は結構安いのですが、この値段でこの味!というコスパのよさが人気なのかも。勝駒は、上品に気取って飲むお酒ではなく、庶民的な雰囲気で飲みたいお酒です。

ちなみに、市総合体育館そばのみずはたさんでは、たまにしか行かないからというのもあるけど、いつもこの状態。

小さな酒蔵でつくっているので、そう「こっぱり」とはつくれないそうです。(たくさんはという意味?)
これからも、足繁く通って出会いを待ちたいお酒です。