埋没林カフェ

魚津の埋没林博物館が、4月に新装オープン。カフェもできたとニュースでみかけたので、さっそく偵察。お名前はカフェ KININALだそうです。埋没林だけに木つながりなネーミング。

ニュースでみたときには、窓の外は箱庭風の滝が見えるのみ、海を眺められるわけではないんだ〜とちょっと残念だったのですが、カフェの横に4台モニターが設置されており、ライブカメラで博物館前の海を映し出しています。富山方面、射水方面、黒部方面と書いてありますが、すべて博物館前のようです。向きを変えているのかな。最初はすごく離れた黒部市の方とか富山市の方とかにカメラを設置して写しているのかと思っていたので、黒部方面にいた人がすぐに富山方面のカメラから現れたときは二度見しました(笑)

メニューはあまり種類は多くありません。ケーキもキウイかストロベリーか選ぶだけ。というかケーキ?クッキーの上にどんどんどん!とフルーツをのっけた感のあるスイーツ。で、800円!普段なら絶対注文しませんが、このカフェのためにわざわざ遠出してきたのに・・・という思いで、1個だけ注文。コーヒーはSサイズで400円。大きいサイズは500円でした。

注文して支払いをすませると、席で待ちます。すぐ横が博物館の入り口になっていて、その手前なので、博物館に入らなくてもカフェ利用できます。むしろ博物館の待合所的な位置づけ?
また、カフェで注文しなくても、自由に休憩していいみたい。カフェでゆっくり落ち着きたい、という向きにはあまりそぐわないかも。

さてさて、名前をよばれて受取に行きます。



コーヒーは紙コップ、スイーツは紙皿に木の使い捨てフォーク。多分、すべて木を再生した系のこだわりだったかと思うのですが(ニュースで言ってた気がする。うろ覚え)コーヒーはやっぱり陶器のコップで飲む方がおいしい・・・スイーツも、高すぎる!と憤慨していたわりには、結構おいしい。のですが、木のフォークだと口触りがよくないのですよ・・・なめらかな口当たりはカトラリーにも求めたい!
ちなみに、いちごがどんどんどん!と乗ってるだけではなく、いちごの中身を少しくりぬいて、中にチョコレートみたいなものがつめてありました。


↑ 中のクリームは緑のと白のとありました。

いちごも多分すごくいいの使ってると思う。すごく甘かった!(地元の魚津産なんだったかな?)下のクッキーもなかなかおいしいし。でも800円というならもう一声、という気もします。ちょっと生クリームを真ん中にいれてみるだとか、お皿になんかソースで飾ってケーキをのせるだとか。パティシェじゃないんでよくわかりませんが。

後日、このカフェについて調べていたら、なんと当初は海の見えるカフェという構想で、海側のテラスのあたりにカフェができる予定だったとか。それがどうしてこうなったかといえば、カフェ業者が、入り口から遠い場所では集客が見込めないと首を縦にふらなかったのだとか。カフェ業者はどうやら魚津に本店があるリンデンバウムというケーキ屋さんらしい。滑川にもあるそうなのですが、高いけどおいしいという評判のいいお店だそう。で、市が声をかけたときは、どうやらあまり乗り気ではなかったと。人が集まる場所じゃないから人がこないんじゃないかっていうんですね。それで入り口から遠いなんて話にならんってなったかなんかで市側が折れたということみたい。そこは魚津市もがんばろうよ・・・別に他のお店でもいいじゃないのと思う。なんかこだわる方向性を間違っていないだろうか。

正直、高いし落ち着かないし海見えないし、次はないな、ていう評価だったんですが、これがもし海を眺められるテラス席だったらリピ確定でした。今からでも遅くないから改装したらどうなんだろう。あとケーキも、本店とかで出してるもうちょっとリーズナブルなのも出してほしいし。