道の駅 雨晴

富山を代表する景勝地、雨晴海岸に道の駅ができました!しかもオサレなカフェ併設!道の駅って、ときどきびっくりするくらいさびれているとこもあるのですが、場所が場所だけに期待できそうです。事前情報によると駐車場少なめとのこと。確かに、何度かあのあたり行ったけど、どこにできた?ってくらいスペースなかった印象。多分、もともと海岸にきた人用の駐車場だったとこに道の駅つくっちゃったから、駐車スペース増やす余裕なかったんだろうな・・・

カフェは9時オープンだけど、そんな時間に行ってたらとめられない?と1時間前くらいに行きました。ちなみにカフェ以外の観光案内所みたいなスペースは24時間オープンです。車を停めた後は海岸をお散歩。ここの海は遠浅の磯みたいになってて、海の生き物観察にはもってこいです。ヤドカリとかすっごいとれるの。持って帰ってもしかたないので逃がすんですけどね。

↑ 磯から女岩を見上げます。絶景。



で、その磯のすぐそばの義経岩では藤の花がキレイに咲いていたので、ちょっと岩にのぼって写真撮ってみました。もうちょっと寄ればよかったか・・・
この義経岩は、弁慶が通り雨にあったときに大岩をもちあげて義経を雨宿りさせたという伝説の岩だそうです。下には、まさに雨宿りできそうな空間があって、ちびっこならちょっとした探検気分で喜びそうです。

藤の花の向こうには義経神社があります。岩をぐるっとまわってそちらからおりてみようと思ったのですが・・・

意外に高さがある・・・ちょっとインディ・ジョーンズな雰囲気・・・
飛び降りると少々足を痛めそうな高さです。わたしは草の生えているあたりに立っていたのですが、右上の橋わたしされた岩まで手をのばせば、その下に足をのせられそうな岩が(緑のシダ植物っぽいののあたり)。

試しに・・・と上の岩に手をかけてしまったら今更もどれないバランスになってしまい、もう一方の手ものばしますが、その時点で下の岩についている予定の足がまだ届いていません。まさに高いところから降りれなくなったネコ状態で、にゃにゃにゃにゃぁあああ〜!!!と岩に爪をたててずりおちたのでした。ちょっと指きれて血でたし、爪が岩でけずれてぎざぎざに研がれるし。いい年したおばさんが小学生のようなことをしてしまい、反省・・・

さて、そんなくだらんことをしている間にいい時間になってきたので道の駅の方を様子見に行くことにします。海岸からは階段をのぼって踏切と道路を渡ればすぐ道の駅。踏切のそばの木が生えているあたりがさきほどわたしがずり落ちた義経岩ですね。


道の駅は、1階は観光情報センター、2階は展望台になっています。

展望台のベンチから海を眺めています。建物の白と海と空の青が美しい・・・

さらに海によってみると、すごい透明度。シーズン前ということもあるけど、すっごいきれい!沖縄みたい!っていいすぎ?
カフェの前に移動すると、10分前でしたが一人並んでいる人がいました。わたしたちの後にも続々と人が集まりだして、なかなかの人気ぶりです。

カフェは結構広々と席があって、細長いつくりに細長くカウンター席が連なっています。ここはやはりカウンター席で。


席から見える海。海が見えるカフェって、これだけ海岸線長い富山県にあってもなかなか少ない気がします。

食事はピザとアイスカフェラテのセット、ロールケーキプレートとホットコーヒーで、
しめて2400円です。ピザはできたてでそこそこボリュームもあって満足。でも本格的かといえばそうではないと思いますが。ロールケーキも普通においしかったです。ただ、これはここでしか食べられない、これを食べたいがためにここにくる!というようなものではないです。

あとは、奥が物産コーナーになっているので、カフェ利用でない人もカフェの中を通っていくんですよね。それがどうも落ち着かない。わさわさ感がでてしまって、もったいないなあ〜と思ってしまいます。

いろいろ思うことはありますが、なんにしても、これだけのきれいな海を眺めながらコーヒーを飲むことができる場所ができたのはとても喜ばしい。それほど近いわけではないですが、またきたいな〜と思いながらカフェを後にしたのでした。

ちなみに帰り、寄り道をして道の駅の前を午後通りかかったら渋滞になるほどの駐車場待ちの列ができていました。行くなら午前中がオススメです。