ガクアジサイとカエル

マンションの横の用水脇に、雑草のように生えているガクアジサイ。誰が手入れをしているわけでもなさそうですが、毎年きれいに花をつけます。
この用水、引っ越してきた当初は水位の変動が大きく、夏場は干上がったりするせいか、まったく生き物の気配のしない死の川、みたいな風情だったのですが、最近、干上がる率が減りました。去年あたりから春になると水草が青くなり、メダカの赤ちゃんが生まれ、と命あふれる川へ変貌。リアルメダカの学校です。時にはカルガモ親子が泳いでいくことも。(狭い用水なので、わたしが発見したらすごい勢いで逃げていきましたが💦)

水辺のそばに住みたかったわたしとしては、期せずしてできたビオトープにほくほくしていたのですが、今年になって難題が。

この癒やしのガクアジサイの下あたりにどうもカエルが住み着いてしまったようなのです。別にカエル嫌いではないですが、声が異様にデカい!

寝室がちょうど用水の真上ということもあって、布団に入ると、耳元で鳴いている?と錯覚するほどの音量。そしてあまり聞いたことない鳴き声。どう表現してよいのかわからないのですが、たとえるなら工事現場のドリルのよう。

わたしが一番窓側でうるさいのですが、幸い鈍感で無神経なわたしはうるさいなあ・・・と思いながらも3分あれば寝付けます。とはいっても、いい気分で眠れるわけではなく、なんとかならんもんかと頭悩ませ中。

いっそ、つかまえてどこか遠くへ・・・などと考えもしましたが、どこか遠くにも人はお住まいでしょうし、人気のない山奥の川へ・・・というのは生態系を攪乱することにもなりかねないし、カエルさんがここに飽きて移動してくれるのを待つしかない。ポジティブに考えれば、これだけの音量をだすカエルなら、そこそこの大きさだろうし、わたしの大嫌いなゴ○○リを捕食してくれるに違いない!ということで、ドリル音に向かって、頼むぞ・・・とつぶやきながら就寝する毎日です。