男の子とクリスマスの法則

お気に入りイルミネーション&私のhappyクリスマス!

「ビッグバン・セオリー」風にタイトルをつけてみて悦に入ってるわけですが、しかし、男の子というものはムードを解しない生き物ですね〜
クリスマスの飾り付けや、料理やケーキ、すべて「なんでもいい」のひと言で片づけられてしまうと、まったくモチベーションがあがらず。と言ってる間にクリスマスになってしまいました。
 
サンタさんの正体も去年ばらしてしまったし、第1希望の「新しいゲーム機」は却下ということで、小4双子のリクエストはなんとでっかい消しゴム。学校で消しゴムバトル(略して消しバト)が大流行中なのです。より大きくより重く、と消しゴム探しの旅にでたら100均でお目当てのでか消しゴムを発見。一瞬、なんて安上がり♥️と喜びかけましたが、中1兄がおニューのスキーウェアをもらったというのにさすがにかわいそうか、と大和の文房具屋さんで追加のプレゼント。一人は鉛筆削り(今持ってるのが気に入らず、ともだちと同じのがほしかったらしい)、実用的だし、いいねいいねとOK。もう一人はスターウォーズの立体ホログラムポストカード。そんなもんが540円もする!双子の片割れとわたしでさんざん、すぐ飽きるよ、もっと実用的なものにすれば(さらにテレビ電話で旦那も加勢して)もったいないよ、と説得しますが、お店を一回りしても、やっぱりそれがいいと譲らないので、買ってやることにします。
 
プレゼントはそれでよしとして、次はクリスマスケーキ。我が家は1月に誕生日の家族が2人もいるので、この時期はホールケーキが続いてちょっと食傷気味になりがち。今年はクリスマスらしくてちょっと地味なシュトーレンを買ってみようか、と話していました。(実際は当日に食べるものではなく、クリスマスまでの間に少しずつ食べるものらしいのですが)ただ、本格的なシュトーレンはドライフルーツを洋酒に漬け込んであるらしい。焼き菓子なので、焼くときにアルコールとぶかもだけど、そうはいっても、やっぱりこどもはだめかなあ、お店の人にきいてみようかなあと文房具屋さんの次は地下のドンクへ。ドンクのシュトーレンは結構人気があるらしいのですよね〜ワクワク💕
 
クリスマスに買いに来ても、もうなかったりして、なんて心配は杞憂でした。結構山盛りであります。とほっとしたのもつかの間、思いっきりラム酒って書いてある・・・ちょうどそこにいた店員さんに、こどもはダメですかねえ・・・と聞くと、そうですねえ・・・と答えられてしまいます。そりゃ、各家庭の考え次第ですしねえ・・・店員さんはなんとも言えませんよねえ・・・肩を落とすわたしに、「よかったら、試食召し上がって・・・」とすすめてくれました。
 
なんてステキな!さっそくドライフルーツやナッツぎっしりめのとこをいただきます。うわ〜おいしい!と思わず店員さんに微笑みかけてしまった。ベーカリーのシュトーレンらしく、わりと軽やかな味わいです。本場のシュトーレンはものすごくずっしりで、カロリーも信じられないくらい高く、歯が溶けるような甘さだという話なのですが、さすがに日本人にはそれだと受け入れられないんでしょうね。(すっごく興味はありますが・・・)こちらのシュトーレンは安心して食べられるおいしさでした。しかし、大人たちだけ用に買うにはちょっとお高い。後ろ髪をひかれる思いでお店を後にします。
 
(ちなみに、さらにお高い「栗のシュトーレン」なるものがあったりもします。リッチなあなたはぜひどうぞ!)
 
そして、すぐそばの北野エースで、お気に入りのブルサンのチーズのガーリックを探しますが、ない。前はあったような気がするのですが、いくら探してもありません。しかたなく駅前のマリエに移動。ここのジュピターでも売ってた気がする。と思ったらありました!
 
パッケージは昔買ってたのとちょっと変わったような気がするけど、お味はそのまま。ガーリックの香りがたまりません!クラッカはルヴァンをスーパーで買ってきます。
 
ケーキは悩んだあげく、結局リブランでショートケーキ×5個を購入。リブラン、富山の人ならほぼ誰でも知ってる、すっごくフツーのお菓子屋さんです。(店舗は多分県内のみか北陸のみ。)よくも悪くも普通。お値段も、すっごく安いというほどでもないけど、まあまあ安いし普通においしい。あんまりがんばる気分でない今年にはぴったりかも、ということで。
 
おいしかったんだけど、なんか非常に底の安定がわるくて、すぐ倒れてくる💦全員があたふたしながら食べました。
 
あとは、メインにローストビーフとハンバーグパイ。
ローストビーフはポリ袋でつくる簡単なヤツ、ハンバーグパイも生協の冷凍ハンバーグに冷凍パイシートをかぶせてオーブンで焼くだけ。
 
盛り付けにセンスがないです💦もっと緑をはみ出させなければ・・・
でも頑張れない気分・・・
 
後は数日前にセールで買っていたチーズフォンデュをレンジでチンして、温野菜を添えて、飲み物を出したら終了!いや〜やる気ない食卓であっても、そこそこ大変です。
 
せっかくクリスマスなのでこどもの好きそうな映画を見せてやろうと、かなり古いですが「マスク」を見せてみます。下の子はドラゴンボールが見たいとぐずってましたが、はじまってみれば全員で大爆笑。楽しいひとときを過ごせました。
 
ちなみに、サンタさんの真実、ただお父さんとお母さんがサンタさんの正体だよ〜というのでは夢も希望もありません。うちは、アメリカで実際にあったという、「8歳の女の子が新聞社にお手紙を書いた話」を参考にして伝えました。知らない方のために、ざっくりと。
 
バージニアという女の子が、とある新聞社に「ともだちが『サンタなんていない』というのですが、ほんとうですか?」という手紙を書きます。
その手紙に対しての返事が社説として新聞にのります。「この世に愛や人への思いやりが、目には見えないけれど存在するように、サンタクロースも確かにいるのです。」
 
という、感動的なエピソードですね。初めてこのお話を聞いたときは、確か高校生だったわたし。こどもにいつかサンタさんのこと聞かれたら、絶対これ使おう!と心に決めてはやウン十年。いよいよ訪れたそのときに興奮しつつ、このお話を聞かせ、サンタクロースが配るものは、目に見えないけれど確かにある、愛や思いやりであって、その愛や思いやりによって、あなたのことを愛する誰かがあなたにプレゼントをくれるんだよ。などと伝えたのでした。
 
いや〜感動的に伝えられたと思ってたのに。すっかりクリスマスにわくわく感をなくしてるこどもたち。ただ、ちょっとおいしいもの食べるだけの日になっちゃったかな・・・まあ、でも実際、大人になるとそんなもんだけどもね。